年賀状の宛名書きを美文字で正しく手書きする方法です。
新年のご挨拶にあたる年賀状、宛名は手書きで書かれる人も多いですよね。
意外にも字の綺麗さは目立つもの。美文字で綺麗にかかれた宛名は、もらった人の目にとまるものです。
近年ではパソコンや携帯電話の普及により、若い世代を中心に電子メールで新年の挨拶を済ませてしまうケースも多くなりました。
それでもやはり、目上の人や親戚関係、はたまた仕事の取引先やお客様などには旧年中の感謝の意と新年のご挨拶を年賀状で行うのが通例となっています。
大切な人への新年のご挨拶は、心を込めて綺麗に手書きしてみるのも素敵なものです。
年賀状の宛名書きにおけるポイントまとめ
<正しい宛名の書き方 見本>
名前と住所、それぞれの書き方は下に紹介します。
全体のお手本をまず見てみましょう。
名前は堂々と大きく書くのがポイントで、全体もまとまった印象になります。
文字の大きさは、大きい方から1〜5の順に大きさを変えるとバランスがよくなります。
<きれいな名前の書き方>
住所よりも一段落として書き始めるとバランス良く見えます。
文字の大きさは、住所や差出人よりも大きな文字にしてください。
やや大きすぎるかな、と思うくらいで大丈夫です。
また、郵便番号の一番左側のマスの右側が年賀状の中心になっているので、これを基準にすると良いでしょう。
<きれいな住所の書き方>
郵便番号の枠は文字の大きさの目安となります。
住所を省略すると失礼な印象になりかねない事から、都道府県から書くのが望ましいのですが、そうすると無理に一行に詰めて書くよりも二行に分けた方が美しく見えます。
二行で、郵便番号の下三桁~四桁の幅を目安にしてみて下さい。
また、番地などは漢数字で書くとより達筆で美しく見える傾向にあります。
但し、会社名や肩書きなども記載する場合にはこの限りではなく、通常よりも小さめに書いた方が良いでしょう。
<美文字に見せるコツ>
一番目立つ部分、名前だけでも美しく書く事ができたら、全体のイメージもグンとアップします。名前だけは先に練習しておくのもコツです。
また、意外と重要なのが「様」です。
「様」を制すれば全てを制する、と言うと大げさですが、誰に対しても「様」を付けるわけですから、こちらは練習しておいて損はないと思います。
「様」を綺麗に書くコツは、こちらのお手本を参考にしてみてください。