子供の字が汚い?字が上手に上達する練習方法があります!
主流のなぞり書き練習から、なぞらない練習方法まで、子供が字をきれいに書けるように上達する練習方法を紹介します。
学校から持って帰ってくるテストやプリントに書かれた字、子供がやり終えた宿題やノートの字を見て驚くお母さんは多いそうです。そして、私もその1人でした。
ですが、ある練習で子供の書く字が飛躍的に上手になりました!
子供が簡単にできる美文字練習方法でこれは効果があるな、と感じたやり方を紹介しますので、同じ悩みを持つお母さん方ぜひ参考にしてみてください。
字を練習する前にまず把握しておくべきことがあります。
それは子供の字の書き方です。
字が汚いと言っても、子供の場合原因は様々です。
踊るような字
乱雑な字
マスからはみ出す大きな字
消したあとが残っている字
早く終わらせたいので走り書きをした字
などなど色々な原因があります。
まずは子供に字を書かせてみて、何が原因で字が汚くなっているのかを探ってみましょう。
きれいな字を書けないのではなく、ただ早く終わらせたいことが理由で雑な字を書いてしまっていることも多々あります。
面倒でも、字は丁寧にきれいに書くようにとその都度教えるよう心がけて、丁寧に書くことが普通になるようにその指導をつづけましょう。
字の練習をする前にチェックすること3つ
1. 鉛筆の種類
鉛筆の種類は、学校でも進められるBか2Bの濃い鉛筆を使うのがおすすめです。
小学校に入学したばかりのころはまだ筆圧が弱いので、HBなど固い種類の鉛筆ではスラスラと書きにくい上に字が薄くなってしまいます。
筆圧が弱くても、しっかり濃い字が書ける鉛筆を選ぶことで滑らかに字が書け、自分の書いた字の形も認識できるので、鉛筆選びも上手に書くためのコツと言えます。
2. 鉛筆の持ち方
正しい持ち方をすると、長時間字を書いても疲れにくく、形の良いきれいな字を書くことができます。
鉛筆の持ち方は、一度癖がついてしまうと正すのはとても難しく、癖がついた持ち方の方が書きやすいと勘違いしてしまいます。
幼いうちに正しい持ち方を教えておきましょう。
鉛筆の正しい持ち方の教え方
親指、人差し指、中指の3本の指の真ん中に鉛筆を持つ
注)指は伸ばした状態です!
人差し指と中指の関節を曲げて、親指の長さに合わせる
書くときに親指を曲げて鉛筆を支える
鉛筆を支えている3本の位置がほぼ一緒であるのが理想
3. 消しゴム
書いた文字を綺麗に消すことができる、よく消える消しゴムを使っているかどうかは大事なポイントです。
きれいに消せた場所にはまたきれいな字を書こうという意欲が湧きます。
間違えを嫌がらずに練習しようという気持ちにつながります。
なぞり書き練習方法
子供の字の上達法として有名なのは「なぞり書き」です。
なぞり書きをするための本やワークブックもありますが、ワードなどで自作するのがコストもかからずおすすめです。
インターネットで検索すると、無料で使えるプリントやお手本をダウンロードできるものもありますので、プリントアウトして使いましょう。
美しいお手本の字をなぞることで、字の形、そしてきれいに書くことを覚えます。
最初はひらがなからはじめます。ひらがなカタカナが上達してきたら、漢字の練習も取り入れていきましょう。
・ なぞり書きをするときに気をつける点
時間:
まずは時間をかけて丁寧に書くように指導します。1つの字をささっと何度も書かせて練習させるより、2〜3回少ない回数でもゆっくり丁寧に書くようにするだけで、驚くほど字がきれいに書けます。
書き順:
書き順を守って書くと、順番どおりに筆を運べてきれいな自体で書けるようになります。
なぞらない練習方法
なぞらない練習法は、お手本を横に置いて、お手本を見ながら書く練習です。
なぞらない練習法では、自分のくせやおかしいところをお手本と見比べて発見しながら、そして改善しながら進められるので、自分の字のおかしい部分に気づくことがでいます。
正しいお手本の字の形を真剣に見て理解するので、子どもが丁寧に字を書くように誘導できるメリットもあります。繰り返しの練習で、お手本に近いきれいな字を書くように心がけるようになります。
個人的にこれは良かったなと思う練習帳があるので紹介します。
こちらはストリー性のある自体の説明で、子どもが楽しんで線の書き方を覚えてくれた練習帳です。
「ここは坂道を登ってここは滑り台を降りるんだよ〜」と文字の形を楽しいお話しで覚えてくれました。
1年生になって文字を覚えてからのくせ字を直すのは大変と聞いていましたが、丁寧に書くことと間違っている部分に気づくことができただけで、かなりきれいな字が書けるように上達してくれました。
なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳 [ 桂聖 ] |
なぞり書きとなぞらない練習、どちらが効果的?
個人的な意見ですが、私の子どもはなぞり書きが面倒に感じてしまったようで、とても嫌そうにやっていました。
なぞらない練習の方は、比較的自分の方から取り組んでやってくれました。
どちらの練習法が良かったというより、字の練習をやってみたことが良かったと言えます。
練習すると確実に上手に書けるようになります。
中でも、ゆっくり丁寧に書くということを覚えたことが一番の上達ポイントだったと思います。
ひらがなでコツを掴んだら、漢字練習あえてしなかったのですが、難しい漢字も丁寧にきれいに書くようになりました。
あとは、「すごくよく書けているね〜」「かっこよく書けたね〜」といった褒め殺しでこどもの意欲を高める!これが効果的ですね。